毎日時間に追われた生活をしていると、買い物に行くのすら時間がもったいなく感じる。。
あら??それは気のせいで、もしかしたら買い物に行くとお金が減るから買い物に行くのを躊躇しているのか。。
お金がいつもたくさんあれば、買い物に行くのももっと楽なんだろう。。
買うものを選ばなくても、その日の欲しいものを買い物かごに入れ、お金のこともそこまで気にしなくていいし。。財布の中身の懸念材料は一つは減るはず。。
だけど、財布事情だけが、買い物から足が遠のくのではない。
前は、買い物に行くのが好きだったのに。。
もちろんお金が減るから、なるべく行かないように、1度行った時に肉や魚をまとめ買いして、なるべく行かなくても済むようにしているけど、それよりも、午前中、子ども達が幼稚園や学校に行っている間の時間を買い物に費やすのがもったいなく感じるのだ。1歳の末っ子が昼寝をしている間に、ブログを書きたいし、溜まった家事をしたい。
どうしても行かなければならない時は、〈夕方に行く〉という選択肢もある。。
でも、幼稚園お迎え後に子ども4人を連れて行く買い物は、なかなかパワーがいるのだ。数品買うだけでも、買い物後にはゲッソリして帰宅する。
でも、もう一つ選択肢もある。
〈どうしても行かなければいけない買い物〉だったはずだけど、
本当に本当に本当に本当に、ほ・ん・と・う・に、今日行かなければならない買い物?
ともう一度、自分に聞く。
95%以上の確率で答えは【NO】。
だいたいは、ゼッターーーーーーーーい行かなければならないのではなく、あったらいいな、あった方がいい、子どもや旦那が文句を言うから、、、この献立にはコレが必要でしょ!と勝手に自分で思い込んでいる。。。。というパターン。
だから、【Have to】 ではなく、【want to】。
その、全ての自分の思い込みや〈行かなきゃ〉感情を一度、真っ白に外してみると、違う世界が見えてくる。
家にあるものを見つめて、献立を練り直し、自分の欲を捨て、なんとなーーーく、みんなが納得しそうな献立を頭に思い浮かべる。。
すると、
案外思い浮かぶものである。
この、メニューには、コレがサイドに。
このおかずには、コレ。
なんて、頑なにこだわっている人もいるみたいだけど、そのこだわりで楽しく食事の準備が出来るのであれば、素敵なことだけど、そのこだわりのせいで、自分にストレスを与える必要は全くない。
こだわりは外してみると、違う世界が見え、新発見が出来る場合もある。
何も具がないからこそ再認識した塩むすびの美味しさ
ある土曜日の昼、家の冷蔵庫には子ども達が喜びそうなものは何も無かった。
まだ下の子が抱っこ抱っこで手がかかり、昼ごはんを作るのもままならない。
旦那も仕事。
みんなで買い出しに行く元気もなく、外食なんてもっての他。
そんな時、お米だけはあった。
「ごめん!何もないから、おにぎりね!!」(こんな時は中身のリクエストなど聞きもしない^^)
普段は薄味だけど、こんな時はちょっと多めの塩をまぶしてご飯を握る。
そういえば手巻きした時に残ってた味なしの大判の海苔もあったから、
「海苔で巻く人はどーーぞーー❤」
お腹をすかせた子ども達は群がってきた。
「おいしいーーーーー\(^o^)/」 子ども達は言った。
お腹が空いている時の誰かの「美味しい!」の一言は最高のエッセンスでそれだけで、他の子ども達も美味しく感じる相乗効果😁
結局、みんな、中身はなくても塩むすびの美味しさを再認識⭐
その後、お友達のお家に遊びに行った。
「お昼ごはん何食べたのーーー^^??」とお友達のママ^^
「塩のおにぎり!家に何も無かったから!」と一言多めに全てを答えてくれる子ども・・・
「塩むすび!」の回答で、いいんですけど。。(-.-)
子ども達をいつも満たさなくていい。
欲しいものが手に入らない時もあるし、食べたい物が食べれない時もある。
そんな中でも感謝ができる子になってほしい。食べ物が何か食べられるという事に。
それぞれの国で色んな食材、食べ方、味付けがある。
こだわりや、好き嫌いで自分の視野を狭めるのはもったいない事だと思う。
違う種類の麺も混ぜてますけどなにか?
また、こんな日もある。
うわ!6人分のパスタもなけりゃ、うどんもない。。
もう、こんな場合はへこたれない。
乾物置き場を眺めて頭をグルグルグルグル。。。。。
よし、色々麺を混ぜよう!
まだ1歳の子は蕎麦アレルギーがあっては困るので、お蕎麦は外し、
パスタにうどん、ラーメンにうどん、素麺にうどん。
色んな組み合わせでパスタソースをかけてみたり。めんつゆで食べる。
「ハーフ&ハーフでーーーーす❤」
組み合わせる麺に気分が乗らない場合は、ご飯の上に麺を乗せ、ご飯、麺、具の3段階😅
そばめしだって、ご飯と麺が混ざってるでしょ!一緒一緒!
小さい頃からそんな事がたまにあるのを続けていると、子どもはそれが普通で文句も出ない。
盛り付けは上手な方ではないけれど、質素な時やちょっとおかしい組合せな時こそ、盛り付けでごまかす^^
外国人のUFO焼きそばの作り方
私がなぜ、こだわりはもったいない!と思うようになったかというと。。。
それは、これがヒントだったのかも知れない。
味覚や好みは人それぞれだ。。
とやはり、ダダ(旦那)を見て、思ったのだ。
ある時、ダダはUFO焼きそばを台所で作っていた。
漢字付きの日本語は読めないし、もちろん作り方説明もわからないから、想像で作っていたのだろう。
まぁ、簡単だし、想像できる程の手順だし・・・と思いながら、違う事をしながら横目で、ダダが作っている所をチラッ・・・
え!!今、お湯捨てないでソース入れたよね???
とっさに「え??お湯捨てないの?それ、焼きそばだよ。お湯捨ててからソース入れるんだよ!」
ダダは、
「そうなの?でも、いつもこうやって食べてるけど、全く問題なく美味しいよ」
そ、そ、そうなんだ。。本人がそれで良いなら良いんだけど・・・(・・;)
焼きそばの定義として、焼きそばはツユダクでは無い。。。
日本人の私の中の常識が一気に覆された瞬間だった。
それからも、こっちに住んでいる外国人の友達、イギリスから来る家族にダダがUFO焼きそばを作る時、いつも《つゆだく焼きそば》だけど、みんないつも美味しそうに食べている。
私が味見させてもらっても、確かに薄くなったような。。。という感じだけで、普通に美味しかった😁
コメントを残す