子どもの好き嫌いを無理やり無くすより、〇〇する方が大切!

1番下の子がもうすぐ2歳になり、何でもご飯をもぐもぐ食べる傍ら、もうすぐ4歳になる長男は、「コレ、ウゲ〜〜(;´Д`)きらーい!」というようになり、食に関して、色々言うようになってきました。

皆さんのお子様は、どんなおかずや野菜も全部食べますか??

恐らく、「うんうん!!」何でも食べる!という親御さんは少ないのでは・・?

でも、嫌い嫌い!ばかり言われても困ってしまうし、食べないのも困るし、無理やり食べさせるのも疲れちゃうし・・・

私の個人的な考えは

好き嫌いせず、何でも有り難く、美味しくいただく。

これができれば、どこに行っても自分が楽しく過ごせるし、わざわざお皿にのせられた嫌いな食材を除けたり、嫌いなんです・・なんて言わなくても良い。

私は、実際好き嫌いもなければ、何でも食べます。

子ども達にも、日頃から「なんでも食べれる方が、どこに行っても得だし、身体にも良いんだよ!」そう言って、何でも食べさせて来ました。けっこう無理やり・・

特に初めの子である長女、そして1歳下の次女には、好き嫌い言わさず、頑張って食べさせていました。

美味しくない!というものも、「じゃぁお菓子は無しね!」なんて脅しながら。。。

おかげで、お!好き嫌いなく育ってる〜〜(^o^)と思っていました。。。小学校に上がるまでは。。

そんな長女が小学校にあがると、

「チーズ嫌い!クッサー〜〜!」「魚、、、気分じゃない・・・」

なんだかんだ色々言って来るようになりました。

次女は次女で、また胃腸が違うタイプで、肉より、魚や塩っ辛い系。

同じように食べさせていても、胃腸のタイプや性格で好き嫌いは違ってきます。

先程、話に出てきた3番目の長男(3歳)はダダ(パパ)のマネをするようになりました。ダダはイギリス人なので、納豆は絶対に食べないし、魚もあまり好んで食べません。

昔は、なーーーーんでも食べてたし、納豆なんて、兄弟全員で競って2パックずつ食べる日もあったのに、今では、「いらなぁい。」とか。。

そして今現在は4番目の1歳が一番何でも食べてくれます。

でも、この好き嫌い。。

年齢と共に、味覚も好みも変わるんですよね。。

確かに、私も昔は春菊や牡蠣やアサリはウゲ〜〜✖って思っていました。

でも、今は大好きです。

どんなに小さい頃に頑張って何でも食べさせても、ある程度の歳になったら、親が食べ物の好き嫌いをコントロールできなくなる時がやってきます。

幼稚園でも、頑張って一口食べれたからもう良いよ☆と言ってもらえるそうです。

でも、子どもの好き嫌いって、けっこう気分や雰囲気もあるようで、家でブーブー言ってても、外では食べてる事もよくあります。

なので、食べることのメリットを伝え続ける事や、トライさせる事は大切でも、無理やりたくさんは食べさせなくても良いのかな。と思うようになりました。

国によって食べるものは違う

夫の出身はイギリスです。

初めてイギリスからお義母さんや妹達が遊びに来た時、とても驚いた事を覚えています。

「パンにバターはぬらないで!バターを食べると気持ち悪くなるの」

「ミルクは飲まないの!」

「魚の味はダメ🙅」

「紅茶に牛乳は入れ過ぎたら飲めない」

「めかぶ、豆腐は食感が苦手・・」

え(・・;)ちょっちょっちょっと・・・なんて注文が多い事。。。

みんなそれぞれにこだわりや好き嫌いがあり、夕飯を作るのが億劫でした。

慣れて覚えてしまえば、大した事はなく、それも【自分の好み】を知るという欧米文化と話が繋がります。

興味のある方は、また違う記事に書いてます【イギリスで聞かれて困った”How would you like your coffee??”】をご覧ください。

イギリスで聞かれて困った”How would you like your coffee??”

そして、逆にウチの次女がタコやイカの足、魚の目、納豆、何でも食べる事、野菜をたくさん食べることをとても褒めてくれます。

日本の子ども達は素晴らしいわね〜!!と。

それは、スペイン人のママからも言われた事がありました。

日本の子たちは野菜をたくさん食べて偉いわね!!スペインでは離乳食のとき、何でも潰して色々混ぜて、食べさせるけど、形になったら食べなくなったりするのよ。。なんかおかしいけど!と。

日本の給食は本当に立派だと思います。そして、日々、日本人のママ達が心がけてる献立やバランスも、素晴らしいと思います。

だけど、どうして日本は先進国でもガンの発症率がトップクラスなのでしょう。

もちろん、食べ物だけが原因ではなく、色んな要因はありますが、食べ物で言うならば、日本は他の先進国に比べて食品添加物の規制がゆるく、数十倍も多くの種類の使用を許可されています。

また、果物の種類や数も外国に比べ、スーパーに並ぶ果物はすごく少なく、値段もとても高いです。それも一つの要因として、果物の摂取量は減るでしょう。

私達、親が意識して気をつけなければならないことは、

好き嫌いを無理やりなくす事より、何をどのくらい我が子に与えているかを知る事の方が大切なのです。