はぁ。。。なんて素晴らしいフレーズ。。
高校時代、ルックスが好きで部屋にポスターを貼ったたった唯一の人。イチロー。
あれから20年以上が過ぎ、あのスーパースターの引退会見には涙がでました。
私の40歳はもうそこまで来ていて、何も深く考えずに思いつくまま、やりたいことをして突き抜けた20代。
30歳になった3週間後から子育てが始まり、毎日は新しい事の連続でした。
初めての出産を経験し、「助産師」という職業がなんと素晴らしい職業かと、生まれて初めてここまでその職業に憧れを抱いたのは30歳。
赤ちゃんが出てきたばっかりで時間にもお金にも余裕がなく、今から大学や専門学校で助産師さんを目指すなんて、夢の夢・・・もうちょっと落ち着いたら想像できるかも〜。。
と思っていたのも束の間。
長女が7ヶ月の時、まさかの二人目妊娠。
まだ長女が歩けない時にはつわりが始まり、安静や自分をいたわるなんて言葉は全く当てはまらず、どう過ごしていたのかはもう記憶にないけど、、、
ただ、一生懸命だった。
30代はとにかく目の前に立ちはだかる事をこなすことに一生懸命だった。
年子の二人育児が始まり、幼稚園が始まり、子どもの我も強くなり、今まで見た事もないようなヤクザチックな自分にも出会い、たかが3,4歳の小娘に泣かされ、ゴミ箱は割れるは、手は腫れるは、怒鳴り声で地面は揺れるは・・・(そんなアホな😁)
まぁ、まぁ、とにかく、立ちはだかる事全てが初めてで、常に試行錯誤だった。
でも、子育て中は忙しいと言うけれど、脳みそは無限に働いていて、手が使えなくても、何か考え事や、想像はいつもできる。
私はいつも、その脳で
「なんか、出来ること、、、ないかなぁ。。」
出来ること、、、とは、もちろん自分の好きな事で、でも社会の役にも立てて、でもちょっとお金も稼げて・・・ みたいな。。
色々想像しては、一人でウキウキしたり、ちょっと勉強してみたり・・・
中でも形に表したのは、アロマテラピーインストラクターを独学で一発合格。
子どもが昼寝の時や、夜寝ている間にとりあえずひたすら勉強をした。。だけど、試験が終わった次の日から燃え尽き症候群で、自分の中では満足。
次は、ネットで赤ちゃん服を販売。日本では赤ちゃんに足付きカバーオールを着せてる人をあまり見かけない気がして、それをイギリスから買って来てもらい販売しました。ちょっと売れた後、妊娠が発覚し、ネットもややこしいし、販売する際の写真もうまく撮れない事でモチベーションも下がり、フェードアウト。。。
でも、いつもいつも「なんかないかなぁ。。。」と考えていました。
目の前に40歳の文字が立ちはだかり始めた時、育児経験を形にしたくて、保育士の勉強を独学で始めました。これは今も健在。次の試験では合格出来るように頑張ります。
それでも、もっと自分自信を表現するものがあるはずなんだけどなぁ・・・
とモヤモヤしながら、子どもが寝静まった後、携帯でネットサーフィンをしていると、なんとなくBlogを書くことを思いつきました。
毎日を過ごしていると、もっと早くもっと若いうちに、何かしらおっきなアクションを起こしたかったなぁ。。。と脳裏に過ぎる時もあります。。
でもその度にイチローの言葉がいつも登場します。
遠回りすることで本当の自分に会える。
きっと、これからも色んな経験をして、また新たな本当の自分に出会うのでしょう。
イチローのようなスーパースターの言うことがわかる。。。だなんて凡人な私がおこがましくて言えないけれど、色んな経験をし、色んな気持ちになり、常に自分と向き合い、自分に嘘をつかず、他人と比べずうらやまず、毎日を真剣に一歩一歩生きて来たからこそ、本当の自分の気持ちに出会えたような気がします。
この部分。👇👇👇(インタビュー記事抜粋)
人よりも頑張るなんてことはとてもできない。あくまでも「量り」は自分の中にある。量りを使いながら、自分の限界をちょっと超えていく。そうするといつの日かこんな自分になっているんだ。少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないと思っているんですよね。一気に高みにいるとすると、今の自分とギャップがありすぎて、それを続けられない。地道に進むしかない。ある時は後退しかしない時もあるので、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でも、それは正解とは限らない。間違ったことを続けているかもしれない。遠回りをすることで、本当の自分に出会えると思っている。
この文章、解釈は人それぞれだろうけれど、子どもたちにも伝えたい。
誰かと比較したり、ねたんだりうらやんだりするのではなく、
「量りは自分の中にある」
ということを。
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