こんにちは。Yukireyです。
今日は、私が若かれし頃に訪れたイギリスで
【聞かれて困った事】
のお話をしたいと思います。
☑これから留学を考えている人
☑子どもに将来海外留学を考えている人
なんかにお役に立てるかも知れません😁
では、さっそく見ていきましょう。
なに飲む?の答えかた
旦那と結婚する前、イギリスに遊びに行ったときのこと、
彼の友達のお家に行くことになりました。
到着したお家は、もちろん外国人だけ。
みんなニコニコしながら迎えてくれました。
そこで、飲みのもを出してくれようとして、
「What would you like to drink?」
と聞かれました。
この頃の私(25歳)の英語力と言うのは、
日本ではまぁ話せる部類に入っているくらいのレベルではあったものの、
ネーティブの英語なんてしっかり集中しなければ聞き取れもしないし、
自分の意見をがんばって言ってみようというならば、
冷汗、冷汗、冷汗 (;´∀`)
朝から英語漬けの環境にい夕ようものならば、夕方には頭痛。。 ( ;∀;)
英語脳にはほど遠かったのです。
そしてやってきたその質問、「何か飲み物飲む??」
わたしは、〈お!これはよく聞かれる質問だからわかるぞ!〉と胸をなでおろしたものの、
でも、あんまり知らない人だし、何の飲み物があるかもわからないから。。。
「Anything!」(何でもいいです)
と答えました。
相手は、ちょっと私を見つめて、
「We have coffee, tea, juice…」とあるものを教えてくれたので、
「Coffee please.」と答えました。
会話のキャッチボールができて一安心したのも束の間、
「How would you like your coffee??」
とまたまた質問が返ってきました。
How って言われても。。。Coffeeに〈どのようなCoffeeが良い?〉ってなんだ?
豆からひく?タンザニア産?そんな事聞くか??
と一人で頭をグルグルさせながら黙っていると、
「One suger ? Two suger? Milk??」と恐らく私がわからないと感づいたのか
手を差し伸べてくれました。
そのとき私は初めて、自分のコーヒーにも味をリクエストするってことか!と気がついたのです。
日本でなら、お砂糖入れる?ミルク入れる?と聞かれることが多くて、
それにYES・NOを答えるだけ。
日本では【一緒でいいです!】【何でも良いです!】【手間がかからない方で!!】のように、
相手を気遣う答え方もよくしますよね。
なので、初めて訪れた人の家で、コーヒーの味までリクエストするなんて
申し訳ない気がしてしまう自分がいました。
日本人の気質でしょうか(*´ω`*)💦
この時、欧米社会の《”自分”を表現する》ことの第一歩を踏み出した気がしました。
その後も行くところ行くところで、
”What would you like to drink?” ”How would you like your coffee?”
とよく聞かれました。
その時は、ネーティブが英語で質問してくる時は
いつもドキドキしていたので、
答える時はいつもOne suger , please.と答えるようにしていました😁
本当はお砂糖がいらない気分の時も、甘いのが飲みたい気分の時も、
とりあえず、One suger, please…
そして密かに願っていたのです。。。それ以上、質問しないでね・・・(@_@。
と。。。
ここから、私のコーヒーの味はOne suger and milk と定着したのです😁
またまた困ったHow would you like your 〜?
旦那の妹の結婚式でイギリスを訪れた時の事。
私は37歳でした。
義理の妹は、私をブライズメートとして招待してくれ、
髪のセッティングやお化粧をしてくれるヘアスタイリストさんをホテルの一室に用意してくれていました。
先ずは子ども達が髪の毛のセットをしてもらい、
子どもたちはそのスタイリストさんとも普通に英語で会話をしながら、
髪の毛をとても可愛らしくしてくれる自分の姿を喜び、その時間をとてもEnjoyしていました。
次は私の番。
鏡に映る自分のなんて平ぺったい顔・・(;・∀・)
外国人から見た、このThe Japaneseの顔が
どんな風に変貌するのかドキドキワクワクしながら椅子に座りました。
スタイリストさんが私を眺め、こう聞いたのです。
”How would you like ??”
ゲ😨 How would you like ??って(;・∀・)??
そんな。。。キレイにしてよ、キレイに!
ゴージャスに、見栄えよく!!
私は苦笑いで、
「Well… just looks nice?!😁」
と答えると、
スタイリストさんは、「ok.. lots of make up ?? Little?? or …???」
と化粧の濃さのことを尋ねてくれていたようでした。
私は、あーーー!!そういうことね!
お化粧や、髪の毛をどんな風にして欲しいかってことか!
と初めてピンと来たのでした。
そんなぁ、素人の私が判断するより、そりゃぁ、プロの目で判断してキレイにしてチョー!!
そこで私がたった一つリクエストしたのは
「つけまつ毛、お願いします。。」
一方、同じ部屋でメイクの順番待ちをしていた他のイギリス人のブライズメイトは、
「この髪の毛の部分、もう少し巻いて下さい。つけまつ毛の形もこっちでお願い!ちょっとこの辺りが・・・」
なんて色々リクエストをして「なりたい自分」に近づかせていました。
鏡を見ながら、何度も何度も上から下までチェックして、
オシャレの大舞台を楽しむ準備をしていました。
一方の私はというと・・・スタイリストさんが私に鏡を見せながら
「Is it ok? Do you like it?」と聞いてきて鏡を見た瞬間・・・
「うっぎゃーーーーーーーーー( TДT)」
私の人生初のブライズメイトのような晴れ舞台は
まさに失敗に終わった。。。と、
ある意味笑いがこみ上げてきました。
アジア系の客室乗務員さんがよくやってるような、濃い化粧に、切れ長の目を強調させた化粧。
おせいじにも”I like it!!!”だなんて言えなかったけど、
もう今さら”I don’t like it”なんて言えないよーーー!!!!!
心の叫びは、イギリスから日本まで届きそうなくらいの大きさでした😂
まぁ、これも日本に帰れば話のネタになるわ・・・
と自分を納得させました。
英語力と表現力
学校では英語を教わっても、
表現力の大切さ。
はそこまで教わらない。。
むしろ、【みんなと一緒】が日本人はどちらかと言うと好むし、
人と違うことをしていたら白い目で見られる。
だから、20代になっても30代になっても、
異国でHow would you like・・・??
と聞かれると、詰まる自分がいるし、
そこまで「こうして下さい!!」なんて強い主張もなかった。
でも、私は外国人と接して学んだのです。
自分自身を表現する力もあったほうが魅力的。
ということを。
これから留学に行く人、子育てをしている人にお伝えしたい。
「自分はコレが好き!!」が言えるのは、
海外で自分自身を助けますよ!!ってね❤
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